予行演習
*在園児向け配信の転記です。
日差しも強くない陽気の中、運動会の予行演習を行いました。「子どもたちが練習してきた場所で、環境を変えずに成果を発揮できるように」と園庭での運動会を行っています。それでもいつもと違う雰囲気に涙する子どももいましたが、ゆっくりでも最後までやり切る姿に心から「よく頑張ったね」と伝えました。
子どもたちの姿を撮っているうちに甘い香りがしてくるなと思うと、昨日つぼみだった金木犀が咲き始めていました。ハナミズキの実が落ち始めていたり、子どもたちがドングリを持って登園していたり、少しずつ季節の変わりを感じます。






各学年の競技や演目を見ると「〇〇ちゃん頑張れ!」「〇〇くんだ」と他学年の名前が聞こえてきます。普段の遊びや生活の中でヨコ(同学年)だけではなくタテ(他学年)のかかわりがあるからこその姿だと感じました。




真剣な表情もあれば笑顔もあります。演目として一つの成果を上げることも大切だとは思いますが、楽しむこと・やりきることを大切にしたいと思います。根詰めて練習を繰り返すことで、子どもが辛いものになっては元も子もありません。






この前保護者の方がお迎えにきた時に、ちょうど組立体操の練習をしていたのですが、その時に保護者の方が「したの子もがんばってる」と仰っていました。そういう視線を送ってくださるのが本当に嬉しいなと思います。
どこの役割でも子どもたちは一生懸命です。








昼食後のサークルタイムでは「こんなところが楽しかった」「はくしゅがうれしかった!」「〇〇くんかっこよかった!」 個々が感じた気持ちが飛び交います。余韻を楽しみつつ、来週の運動会当日へ向けての気持ちが更に高まりますように。