芋ほり

　園近くの畑までお芋ほりに出かけました。畑は昔からお付き合いのある方に毎年サツマイモを作っていただいております。当園ではお芋ほりは年少・年中・年長組が入り混じることで、関りが深まったり思いやる気持ちが育って欲しいという願いを込めて縦割り保育で活動しています。川沿いを子どもの足で２０分程。周りの方々と「どこいくの～？」と『おいもほりだよ！』「がんばってな～」など会話を楽しんだり、川沿いの鯉や亀、白さぎなどの生き物を眺めたりしながら畑に到着しました。

　畑についてお芋のお世話をしてくださった方のお話を聞き、いざサツマイモ掘りへ！ツルを引っ張ってツルが切れてしまうとお芋の場所が分からなくなってしまうので、イモの周りを一生懸命掘り進めます。サツマイモの姿が見えてくるとみんな大興奮！『掘れたよー！みてみてー！！』の声が畑に響き渡ります。イモを掘る際も手を貸したり、貸してもらったりしながら会話を楽しみ、喜びを共有していました。

　一人で黙々と掘り起こしたり協力し合ってどんどん集まるサツマイモたち。カゴの中にたくさん集まるともう子どもたちの手には負えない重さ！先生たちも協力して車に持ち上げます。

　終わったあとには畑を管理してくださっている方々に「ありがとうございました」とお礼を伝え、園に向かいました。毎年お芋ほりには地域の方々のお手伝いもあって芋掘りができています。道中でも工事の方や地域の方が「いってらっしゃい！」と声を掛けていただけることで、地域から守られているという安心感に繋がりました。