蛙とおたまじゃくし②
2023年04月25日(火)園生活学び
さて、昨日捕まえた蛙。
オタマジャクシも捕まえたこともあって、みんな興味津々です。朝の通園バスの中でも他学年の子が「オタマジャクシいたんだね」と話してくれていました。捕まえた学年の年長組ではこれをきっかけに両クラスで話し合いをすることになりました。特段のゴールは設けず、気付いたことや知ってることを話してもらいました。
手法は保育ウェブやウェブマップと呼ばれるような手法を用います。本来は子どもの遊びや活動を記録したり、予想されるものを書き記して環境設定に用いるような手法です。両クラスの担任もウェブの存在を研修を通して知っていたことと、先日私が参加した「幼保小接続研修会」にて小学校でも用いられていた手法でしたので、いいタイミングと思い取り組んでみました。
上の実際のウェブを見てもらえば分かるように、「カエル」を主軸に置いた話し合いが色々な広がりを見せていることが見て取れます。種類、性別、特徴、色、時間、食べ物、食べ物からの派生。
話をしていく中で一人一人の発言が尊重されることも大切です。考えてみてください。子どもが頑張って発信した言葉がないがしろにされてしまったら、その子は次も「伝えたい」と思うでしょうか。また、こういった場を経験していくことで「実は私こう思ってたんだけど・・」その想いが現れるきっかけになるかもしれません。
ひょっこり現れた蛙が、年長児の成長をぐんぐん刺激してくれています。