おさんぽ
今日は近隣の公園まで、異年齢交流も兼ねて散歩に行ってきました。当園は有り難いことに園庭が広いので、園外に出るということがあまりなかったのですが、年度初めの園内研修会の中で保育者たちから出た意見として「お散歩にいきたい」の声がとても多くあがりました。
「じゃぁやろう」 保育者たちが日取りを調整して計画した内容です。
年少児も園生活に慣れ、且つ、暑さも落ち着き始めたことで実現ができました。

天気にも恵まれて、本当にいいお散歩日和でした。登山にハマり中の私からすると、自然を感じられる景色、気候で最高でした。笑



公園内の散策では、子どもによって見つけるもの=興味があるものが異なって面白かったです。どんぐり、栗、葉っぱ、虫、たまたま落ちていたカリンの実などなど。ドングリだって広い始めると種類が違うものの存在に気付いたり「絶対帽子付きがいいんだ!」と拘っていたり、各々が好きな時間を過ごしていました。



「あそこの箱には何がいるんだろう?」

ドングリでもない、栗でもない実が落ちているから、下ばかりでなく上を見上げてみることで、それがどこからやってきたかを知れたり。(椿の実)

落ち葉の穴からこちらを覗くから、もう一つ穴をあけてみたらお面ができあがったり。


より良い保育を心がけるなかで「園外に出よう!」だけでなく、子どもと一緒に考えることがより増え、「子どもの遊びがどうやったら深まるかな?」と保育者がより模索してくれています。その一環でもある、保育者の「子どもたちとお散歩に行きたい!」が叶うことは、今後の保育にも大きな意味を成してくると感じています。
そしてお散歩から帰ってきたら「ただいまー!」と楽しそうに報告をしてくれ、それを「おかえりなさい」と笑顔で迎えてくれることは、何とも温かい風景でした。
