卒園式
*在籍保護者用に更新している内容の流用です。
卒園児のみんな、保護者の皆様、今日はご卒園おめでとうございました。
私は今日は配信の方に気がいってしまっていましたが、園長先生が言っていた魔法の言葉「ありがとう」を保護者の方から沢山いただいたき、ふと気が抜けるとやっぱり寂しさから涙してしまいました。
去年から卒園証書授与の様子をホール内のスクリーンに投影し、オンライン配信もするようにしました。ホール内にお招きすることが出来ない方への配慮でもありますが、それとは別に証書授与の時の、子どもの眼差しを見ていただきたいという気持ちがありました。一つ一つの所作を一生懸命こなして壇上にあがり、じーっと園長先生を見つめる姿が、本当に愛おしく感じます。そんなお子様の姿を見ていただきたいなという願いでした。
昨日一枚載せた年長児が年少児の手をひく様子。数年前の様子をさかのぼると、年少児の目線に合わせてかがんで何かを渡す年長児と、それを受け取る年少児。
偶然か、もともと備わっていた心もちかは分かりませんが、その年少児が今度は年長児になって自分より幼い子の手をひく姿をみると、偶然ではないように思えます。
入園した年月に関わらず、みんなと一緒に遊びかかわる中で、共同性や自立心、言葉のやり取りや思いやり、探求心、物事を楽しめる心、健康な身体、色々なチカラが子どもたちに蓄積されていると思います。その「目には見えないけれど大切なチカラ」が4月からの新しい生活、今後の人生に大いに活きることを願っています。若杉会会長の言葉にもありましたが、みんなの根っこは十分に育ってくれていると思っています。
根っこが育ったけれど、これからもお父さんお母さんやおじいちゃん、おばあちゃん、友達からたくさんの愛情を貰って大きく大きく成長してください。そして、元気な姿をまた見せに来てくれたら嬉しく思います。
子どもたちはもちろんのこと、保護者の皆様の支えがなければ今日という日を迎えることが出来ませんでした。本当にありがとうございました。
最後に一つお願いが御座います。今日、担任と撮った写真がありましたら、何かの折にお持ちいただけると担任も思い出として残せて嬉しいと思います。もしお手間でなければご協力いただけると幸いです。
園からも今日の集合写真と一緒に、一人一人の証書授与の写真を印刷して後日お送り致します。
本日はご卒園、おめでとうございました。