夕涼み会
3年ぶりに夕涼み会を開催しました。
例年、町内会の盆踊り会場として園庭をお貸しし、その代わりに町内会で設営される櫓をお借りして園では夕涼み会を行っておりました。コロナ禍に入った3年前から今年も町内会の盆踊りが中止になり、園でも櫓が建たないことや、全保護者を招いて行うことにリスクがあると考えて開催を見送っておりました。
改めて今年の開催の有無を考えた際に、子どもたちが盆踊りやお祭りという夏ならではの催しを経験できないままでよいのか、行事のあり方・コロナウイルスの考え方の変化等を見つめ直し、開催することに致しました。
開催にあたり他園の先生方にも相談させていただき、業者を通して櫓を設置することにしました。例年通りの大型櫓の設営は難しかったですが、業者の方でも近年設営することが激減しているそうで「子どもが櫓に登っても安全なように」とパイプを普段より多めに組み入れて下さり、櫓のうえに子どもが登ることが出来るようにしていただきました。
櫓の設置が決まったのと同時に「せっかくやるなら」という思いが強くなり、例年にはなかった「お神輿」と「ヨーヨー釣り」を急遽付け加え、お祭り・盆踊りの雰囲気を少しでも味わえるようにしました。お神輿は手探りで作り始めたので思った以上に時間がかかりましたが、家族や兄弟、友達と一緒に担いで楽しむ姿を見ることが出来てやってよかったと強く感じました。
「お祭り」とイメージしたときに飲食を除いて思い浮かぶものがヨーヨー釣り・スーパーボールすくい等だったので、園にある道具を使えることも加味してヨーヨー釣りを準備しました。BGMにお囃子の音楽を流し、提灯をつけ、お祭りの雰囲気を楽しめるように。
ヨーヨーの種類も増やしたので、どれがいいのか悩みながら揺れる輪ゴムを吊り上げようと真剣。
久しぶりの開催で子どもやご家族の方も楽しんでいただけたようで大変嬉しく思いました。翌日に会った年少組の保護者の方から「家に帰ってからも楽しかったみたいで、『今日もぼんおどりある?』って言ってます」と言っていただき、尚更開催出来て良かったです。