お天道様
2025年12月02日(火)園生活学び
「おてんとうさま」「おてんとさま」
そんな言葉を最後に聞いたのはいつだろう?と思うようなことがありました。
最近よく話しかけて来てくれるRくんが、昼間に出ている月を指さして「カミサマ!(神様)」と教えてくれたのです。


太陽を「お天道様」と呼び、「おてんとうさまが見ているから、正しくありたい」という感覚は、日本で昔から大切にされてきた道徳観です。
保護者の方に「R君にそのような話をしたことありますか?」と聞くと、「ないと思うなぁ」とのお返事。それでもR君の中には月が自然と「カミサマ!」(神様)として感じられていました。
不思議ですよね。どこで知ったのか、あるいは心の中から湧き上がったのか——
子どもの感性は本当に豊かです。

そんなことを思いながら下駄箱付近を見て見ると、キレイに靴が並べられていました。誰に言われるでもなく。これも、人が「善くいよう」と思う、心の現れなのかもしれません。
福井の永平寺で「はきものをそろえる」という言葉が掲げられていたことを思い出しました。
はきものをそろえると心もそろう 心がそろうとはきものがそろう
ぬぐときにそろえておくと はくときに心がみだれない
だれかがみだしておいたら だまってそろえておいてあげよう
そうすればきっと 世の中の人の心もそろうでしょう
日本には善い文化がたくさん残っていますね。


「ママに写真送っといてー!」というリクエストと一緒に、大人の私達もまた「お天道様が見ている」という感覚を胸に、襟を正すことが大切だな思わされる出来事でした。
