お遊戯会、当日

　１２月、３日間を使い学年毎のお遊戯会を行いました。
一週間前に予行演習を終えたこともあり、当日の子どもたちは楽しみにしている姿が多くみられましたが、それでもやはりご家族の方が見に来るということで緊張している表情の子もいました。どちらも子どもの姿であるので、それぞれの気持ちを受け止めました。

　写真は本当に一部分ですが、子どもが保育者に関わる姿や、子ども同士が関わる姿が本当にいつも通りに見られたことが嬉しく感じました。”出来る限りいつもと同じ環境で”という開園当初からの願いが、今もしっかりと根付いているように思います。
　子どもにとって行事が「しんどかったなー」で終わってしまうものでしたら元も子もありません。日々の生活の中にある笑顔が、こういった大きな行事でもいつも通りに見られることが嬉しいです。そうやって日々の保育を行っている保育者にも改めて感謝しています。

　今年度はzoom配信の都合で、初めて保護者の方と一緒にホール内で子どもが演じる姿を見させていただきました。一つひとつの演目ごとに拍手をしていただいたり、休憩のタイミングでの保護者同士の会話で「自分の子じゃないのに泣ける」などの声が聞こえたり、一緒の空間にいる中でとても温かい気持ちにさせていただきました。年長児の時には特に保護者の方のハンカチの出番が多かったと思います。

　園の中でも大きな行事が終わりました。行事としてのお遊戯会は終了しましたが、２学期残りの数週間で余韻を楽しんでいきたいです。