ヒトとの繋がり
2024年04月26日(金)園生活学び
新入園児が入園しておおよそ2週間くらいが経ちました。保護者の方が気になる事柄として「友達は出来たのかな」というコトがあげられると思います。概ね三歳児頃になると、自分以外の存在に興味を持つようになり、外の世界に目が向くようになります。そういった時期に集団生活をするのはとても大切なことです。
でも、ベースにあるのは「自分がやりたい遊び」をすること。Mちゃんはお鍋に入った水の上でふるいを手で叩き、砂が入る量を調整してしていました。お味噌汁でも作っているかのように没頭していました。
違った場所ではRちゃんも、お鍋の中身を泡だて器でかき混ぜています。「おままごと」という括りで考えるなら、二人は同じことをしているけれども別の場所でそれぞれ遊んでいます。
「一緒に遊んだらいいのに」と思うかもしれません。ですが、しばらくすると二人の周りはこのようになっていました。
一人で遊んでいても全然いいんです。遊んでいく中でこのように人が混じるようになり、「ヒトっていいな、楽しいな」という感情が芽生え、人との繋がりの基礎が出来ていきます。遊びの中から育っていく「ヒトとの繋がり」は、この時期に体験して欲しい事柄です。滑り台の下が渋滞しているだけでも、楽しいことがら。
そういった体験をたくさんしてきた先輩たちも添えておきます。