お楽しみ会
保護者会の皆様が子どもたち向けにお楽しみ会を開いてくださいました。
「let’s all enjoy this time together」の文字にあるように、
゛みんなでこの時間を一緒に楽しみましょう“ という想いのもとクイズや音楽遊びなどを催していただきました。
コロナ禍を機に変わったお楽しみ会では、保護者会の方々のご負担もあったかと思いますが、その分子どもの笑顔が増えたように感じています。何より、温かい雰囲気の中で行われることは子どもの成長にとって良い影響を与えてくれます。
幼稚園教育要領にはこんなことが書かれています。
「近年は、家庭においても地域においても人間関係が希薄化し、子どもたちの人と関わる力が弱まってきている。そのような状況の中で幼稚園において、地域の人たちと積極的に関わる体験を持つことは、人と関わる力を育てる上で大切である。すなわち、地域の人たちとの関わりを通して、人間は一人だけで孤立して生きているのではなく、周囲の人たちと関わり合い、支え合って生きているのだということを実感することが大切である。」 幼稚園教育要領解説 「人間関係」 文部科学省
つまり、子どもの育ちには家族はもとより、私たち保育者だけでなく、家族以外の大人の関わりも大切だということです。園に保護者の方がいらっしゃると、「○○くんのお母さんだ!」という言葉をよく耳にします。何気ない生活の中で、子どもたちは色んな方々に見守られているという安心感をきっと抱いてくれているはずです。
教育要領には更にこんなことが書かれています。
「地域の人々との交流を図る上で重要なことは、それが幼児の発達にとって有意義であることはもとより、幼児と関わる地域の人たちにとっても、幼児に接することによって人との関わりが豊かになり、夢と希望が育まれるなどの点で有意義なものとなることである」
子どもにとっても大切なんだけれど、子どもと関わることで大人も豊かな生活を送って欲しい、という願いが込められていました。ご準備等、大変なこともあったかと思いますが、保護者会の皆様、ありがとうございました。