外遊び
2023年04月13日(木)園生活学び
新入・転入園児の子どもたちに遊具の使い方等を伝え、今日から外遊びが始まりました。
各々が好きな事をしたり、周りの子がやっていることをマネて楽しんだりする様子がありました。
ちょっとした空間が居心地よかったりしますよね。料理道具を使って砂と石を分けている子たちがいると思うと、そこに年少児がふらっとやってきました。コップに石を入れてもらうと、目線の先には大きなフライパンがあり、にっこり。
あーなるほど、料理を作っていたんだね。フライパンの中には石と葉っぱが入っていました。
石をこんもり盛り上げ、葉をその上に慣れべて整えていると、後ろから先ほどの年長児がやってきて、『これ使う??』と声を掛けてくれます。遊びの中で自然と異年齢の関りが生まれます。
そしてその遊びを見て、同じ空間で遊んでみようという子が現れます。もう一人は『ジュース作ってるの♪』と楽しんでいます。こういった場面は「平行遊び」と呼ばれ、同じ場で一緒に遊んでいるように見えても各々の遊びを楽しんでいます。この平行遊びを繰り返していくうちに、この中にある道具の貸し借りをするようになったり、言葉のやり取りをするようになり、次第に少人数で遊ぶ楽しさを味わっていくようになります。
「相手の目線にたつ」という文字の通り、子どもが子どもに対して丁寧に関わる姿が見られる雰囲気が、春の暖かさと相まって温かく感じます。