運動会予行
*保護者用アプリの配信内容と同じ内容です。
本日、運動会予行演習を行いました。朝方は曇っていましたが次第に予報通り晴れ間と気温があがり、子どもたちにはテント内やホールで休みながら、水分補給も取らせつつ行わせていただきました。今年の運動会の練習は、暑さも厳しかったり先週は自由登園によるお休みもあった為、ほとんど屋外での練習は出来ていません。暑い中、子どもに無理をさせるのは本来の行事の意図とは異なりますし、何より今日が本番でも十分なくらい子どもたちは一生懸命演技や競技に取り組んでくれていました。
お手紙にも記載しましたが、こういった姿(他学年を見て得るもの)が大事だと思っています。今週の体操指導のときに年長児が「前に〇〇くんがやってたよね!」と覚えていたんですよね。去年見てきたものを、いま自分たちがやっている。次につなげていく。次年度への期待を持ち、年長児は最終学年として精一杯がんばってくれています。それをじっと見つめる年中・年少児。
一人でがんばった先には大好きな先生がいて応援してくれている。ちょうど半年前くらいが入園した頃です。日々の保育者との関わりが、こういった関係性を育んでくれています。安定した情緒の形成がされています。
ちょうどいま見学説明会の中で、「遊ぶことも大切なんだけれど、みんなで一緒に何かを成し遂げたり経験することも、今後の人生では必要になってくる」とお話をさせていただいています。パラシュートはまさに「みんなで」協力しないと出来ません。ダンスも楽しみながら「みんなで」行うことは、クラス・学年という仲間意識の芽生えに繋がると考えています。
「本番中に何を話してるんだ!」
ではなく、余裕をもって楽しむ姿が素敵ですよね。他のグループの振り付けを見ていた時の表情でした。どんな会話をしていたんでしょうね。こういう表情で行ってくれることが何より嬉しいです。
年少児も「がんばれー!」と応援してくれていました。2年後は自分たちが、今の年長児と同じように一生懸命走りぬいて、その姿をまた次の年少さんに見せて欲しいなと思います。
いまの年長児も、二年前は年少。大きくなりました。
暑さもありましたが、本当に今日が本番でもいいくらい一生懸命がんばっていました。保護者の方ともお話していましたが、当日は多くの観客の方がいらっしゃいますので緊張する面もあるかと思います。幼稚園で一年に一回、たくさんの声援が集まる日です。
棒立ちになってしまうこともあると思います。けれど、運動会という行事を過ごしてきたことは「みんな一緒」です。思わぬハプニングがあったとしても温かく見守っていただくことが、子どもにとっては一番嬉しいことだと考えています。